2008.03.03 (Mon)
たんなん夢レディオ:高専ライブに潜入してきました!
■夢レディオのスタジオがある、鯖江の「つつじホール」

最近、色んなところで福井高専の活躍を目にしますが、非常にアクティブな学校なんだと感心します。自分が高校生や大学生だったころはこうだったのだろうか?と思うと、今の高専生は非常に優秀なんだと思いました(実際、優秀な学校ですが、、、)。
■たんなん夢レディオのスタジオ

で、そもそも、なぜ私がたんなん夢レディオにお邪魔したかというと、見学だけでなく、次回の放送時に英語教育に関するコーナーのゲストスピーカーとして参加させていただくためでもあったのです。11時からの生放送終了後に、収録をしたのですが、英語を学問として公式に学んでいない自分なんかの話が役に立つのか不安でもありました。
■放送後に皆で記念撮影?

内容は、MBA留学をしていたときの話や、TOEIC、TOEFLなどの勉強方法について、バイリンガル子育てについてなど、多岐にわたり、最後に、自分なりの英語観をお話させていただきました。以前、仕事の関係でラジオに出たことはありましたが、今回のように自分の考えを自由に述べさせていただいたという意味では、非常に貴重な機会をいただけたと思いました。
また、アクティブな高専をはじめとする大学生の方々と交流でき、いろんな意味で刺激をいただけました。ちなみに、今日は生放送の見学だけだったつもりでしたが、ちょっとだけチャチャ入れ役で出演。夢レディオ初出演となりました(^^;
地域に流れるラジオ番組を地域の手で、というコミュニティFMのあり方は大賛成です。運営主体はNPO法人ということで、最近のFM局をとりまく環境はかなり厳しいと思いますが、がんばってほしいとおもいました。
■まちなか拠点施設である「らてんぽ」

■らてんぽ内:ここでいろんなイベントが開催されます。

■収録後はみんなでおそばをいただきました。










英語上達への近道→英脳人間への道

2008.01.23 (Wed)
小学校で英語が公式に始まる。その最新情報を公開!
しかし、いずれ外国語も一般の教科なみになっていくことは間違いなさそうです。
◎文部科学省 中央教育審議会
◎答申のページ (本文PDFはこちら)
以下、外国語教育(英語)についての部分のみ抜粋してあります。参考までに。








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.09.13 (Thu)
小学校の5年、6年に英語導入決定!?英語ノートとは
文部科学省は、小学校での英語教育に使う教材「英語ノート」を作り、09年春から全国の5、6年生とその担任約250万人に配布する方針を固めた。早ければ11年度から施行される改訂学習指導要領では「英語活動」が小学校高学年に導入される見通しで、英語ノートは文科省が考えている「小学校英語」を先取りして示すことになる。
この英語活動と英語ノートとはいったいどのようなものなのでしょうか。記事によれば、CD付きのワークブックになるとのことですが、現場の指導者の方がついていけるのか不安なものがあります。現に、総合学習の時間を利用して既に英語を始めている学校もありますが、そのような中、現場の教員の方々から聞こえてくるのは英語力についての不安。ノートを配ってはいおしまい、にならないか私も不安になります。
09年春に小学校に配布する計画。指導要領が予定どおりに改訂された場合、11年春から「英語活動」の授業が全国一斉に始まるが、英語ノートを使えばその2年前から前倒しする形で学べる。
上記のような記事から、11年の春に英語が始まることはほぼ間違いなさそうで、そのための準備期間をとるようなものなのでしょうね。実際には、下記のような内容になるとのこと。
(1)世界各国の「こんにちは」
(2)自己紹介や好みを伝える
(3)日常生活や事実を尋ねる
(4)世界の数遊び
英語をやるといったり、やめるといったり、方針がコロコロ変わるのでは、現場の先生だけでなく生徒(児童)たちもかわいそうです。前から書いていますが、教育は1年、2年のスパンで考えるような分野ではありません。もっと長い目で教育を受ける子供たちの視点になって考えて欲しいと心から思いますね。
朝日コムの記事:http://www.asahi.com/national/update/0913/TKY200709120380.html








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.04.04 (Wed)
小学校で英語!親の75%は賛成だけど、、、
先日、進研ゼミで有名なベネッセ(正確にはベネッセ教育研究開発センター)がアンケートを実施し、その結果が公表されました。調査は2006年9月~10月に、効率小学校31校を選定。保護者約4700名の回答から得られた結果です。
今話題となっている小学校での英語の必修化は、賛成35%、どちらかと言えば賛成41%で、肯定的に捕らえている結果は全体の約75%。自分が考えていたよりも、幾分多い数字だと思いました。
望ましい学習開始時期については、1年生が48%、3年生が14%で、低学年からの学習開始を望む声も明らかに。
ただ、実際に英語に望むこととしては
以上のようになっており、どちらかと言えば、慣れればいい、という傾向が強い気がします。話せるように!とかがないのは、やはり中学校での教科としての英語に「なれる」ためなのか、それとも、「どうせ付け足すなら英語を」ということなのか、いずれにしても、それほど積極的な理由ではなさそうですね。
英語が小学校で正式に教科になる日は、そう遠い日ではなさそうです。








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.03.27 (Tue)
こどもMBAシリーズって・・・こんなの凄すぎます。
「こども」と「MBA」という通常では組み合わされないこの二つ。なんと商品になってるんです。学研から出ているボードゲームで、遊びながら経営感覚が身につくとか。
最近子どもに株の勉強をさせたりする塾もあるとかで、習字とソロバンしかなかった自分の子どものことろ比べると、時代は変わったなぁ、、、と思いました。
私も恥ずかしながらMBAホルダーなのですが、その知識はどこへやら・・・このゲームをマスターした子どもに負けちゃいそうですね(^^;








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.02.20 (Tue)
文部科学省職員が教壇に立つ日
昔から新しい制度ができるたびに同じようなことを民間も役所も言っていると思うのですが、いわゆる「現場を肌で感じて」ということらしいです。
現時点でも、キャリアと呼ばれる官僚たちは、2~4週間の研修を実施したり、30人以上が県や市の教育委員会の「幹部として」出向しているそうですが、授業をするのは始めてとのこと。今は教員免許を持った職員だけが対象ですが、将来的には免許のない職員でも教壇に立てるようにするというのが目標のようです。
昨年相次いだいじめ問題や未履修問題で迅速な対応ができなかったことの反省等から、「文部科学省の官僚も民間企業同様に、若いうちに現場を経験しておくべき」といった指摘が省内外で出ているそうで、某警察映画でも「事件は会議室でおこってるんじゃない。現場で起こってるんだ!」なんていうセリフがありましたが、ここでの経験がどこまで今後の政策に生かされるかは正直懐疑的です。
というのも、都道府県レベルの教育委員会には、既に現場を経験している教員が大勢いて、そのような方々が行政職員と共に地方の教育行政を行っていているわけですが、そんな状況でさえ、先に問題になった高校必須科目の未履修問題が起きてしまうわけです。
これらは、1年程度現場を経験した人間が多少増えた程度では決して解決できる問題ではなく、制度そのものに根本的な問題があると感じています。というのも、最近、様々な不祥事が役所や民間企業、マスコミで明らかになってきていますが、どんなに優秀な人間でも、その制度に組み込まれてしまうと、その中で逆らえず、結果的にいろんな不祥事をとめることができていません。(いわゆる、流されてしまうということでしょうか?サラリーマンをしている方なら、不合理と思える上司の命令になかなか逆らえないというのは実感していただけるのではないかと思います。)
もちろん、私も現場主義な人間なので、現場感覚が大事なのは分かりますし、しないよりずっといいと思うのですが、これが根本的な解決につながるとは到底思えないのです。(じゃぁ、どうしろ!と言われたら、明確な答えを示すことができないのはつらいのですが。。。)
教育問題が叫ばれて久しいですが、その問題の犯人探しを行政や教員や親に求めるのではなく、教育の目的そのものに見出していくべきではないかと、そして、制度そのものをゼロから再構築していくのが残された道ではないかと思えてきます。子供の教育はこれから我々が最も力を注ぐべき問題の一つであることは間違いないはずです。
タグ : 教育








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.02.15 (Thu)
「ちんちん弁当」と「お菓子どんぶり」
■新聞の記事でみた「駄菓子どんぶり」とは
今日(2007年2月15日)の日経新聞に「幼児の弁当偏る栄養」という記事が掲載されていました。そこでかなり驚かされたのが、幼稚園に持ってくる子どものお弁当。
・野菜がまったく入っていないお弁当
・子どもが好む肉類やフライドポテトを電子レンジでチンした「ちんちん弁当」
・コンビニの弁当を移し変えただけのコンビニ弁当
そして、驚愕なのは
「ビッグカツ」や「カットよっちゃん」というお菓子をご飯の上に乗せ、マヨネーズがかけられているだけのお菓子どんぶりを持たせる親がいるということ。「30秒で準備ができる」と自慢するくらいですから驚きを通り越して、あきれるとしか言いようがありません。
保護者自信が(学生時代に)コンビニにお世話になった世代が親になりはじめ、食事に対する考え方が根本的に変わってきている気がします。実際、私も学生時代にはコンビニのお弁当やインスタント食品には、かなりお世話になりました。学生時代に限らず、今でも残業でお世話になりつづけていますが。。。しかし、少なくとも私が高校を出るまでは親が作った家庭での食事があり、そういう礎があるからこそ、いま健康でいれるような気がしています。
コンビニの弁当やお菓子を否定するつもりは全くありません。私もお菓子は嫌いではないので、むしろ食べている方です。しかし、それも主食がしっかりした上でのこと。子どもの発育や味覚を形成する一番大事な時期に、食に対する考え方教えてやることが親の務めであると思うのですが、どうでしょうか。
■汚れるのがいやで箸を使わせない親
・汚れるのがいやで、スプーンや箸を使わせない親
・ラップでくるんだおにぎりやパンを手で食べるだけ
・家庭で加工しなくてもいい食事ばかりを与える親(インスタント?)
上記のような家庭も増えていると言います。たしかに、我が家にも5歳になる息子がいるので、食事のときは戦争です。箸がうまく使えないと料理はこぼれますし、服も汚れます。汚れるのは服だけでなく、床も…。
ですが、これも子どものお勉強。こうやって「食」を覚えていくのだと思います。幸い、我が家は3世代同居で、我々親が足りない部分をじいちゃん・ばあちゃんが補ってくれています。しかし、これは一般では稀なケース。共働きも増え、子どもにかかわってやれる時間はどんどん減っています。
■給食が日本を救う?
WHO(世界保健機構)が発展途上国で衛生教育をする場合、まず学校で子どもに教えてから、親を含む家庭に広める手法を取ると言います。食育も同じ手法が取れるのではないか?むしろ、その方が効果的。そこで、給食の出番だと思いました。
「幼稚園でもお弁当作りが苦手な保護者が増えている。」と記事には書かれていましたが、我が家も例にもれずお弁当作りは苦手です。幼稚園を選ぶ時も、給食があるところを中心に選択肢の対象としました。
今、食にからんで、学校での食育も盛んに言われていますし、給食の良さが見直されてきています。給食費を払わないことで問題にもなっていますが、子ども達の食育に手を差し伸べることができる最後の砦が給食のような気がします。
食というとどうしても家庭の問題と見られがちですが、地域ぐるみでサポートできるような体制をつくっていくことが大事な時期に来ているのだと思います。
P.S.
「ビッグカツ」や「カットよっちゃん」という製品になじみがなく、ピンと来なかったのでウェブで調べてみました。どちらもカツやイカを素材にした珍味系のお菓子です。ですが、さらにウェブを検索していると、これらも含め、お菓子でお手軽料理を紹介しているサイトまであり、なんだかなぁ、、、という状態でした。たまにならいいのでしょうが、これが常食になるとやはり問題なのだと思います。








英語上達への近道→英脳人間への道

2007.02.13 (Tue)
外国人は金髪で目が青色?って誰が決めたの?
「外国人=金髪の青い瞳」という「国際感覚」はまだまだ根強いことを感じました。山梨県という県レベルの国際交流協会でさえこんな状態です(むしろ、県レベルの協会だからこうなのか?)。実際、その講師募集のチラシを出した英会話学校も「ニーズがそうだから」という返答だったとのことですが、日本人の国際感覚がどういうものなのかが残念ですが見て取れてしまいます。
これだけ世界が狭くなり、日本人が海外に進出(旅行でも仕事でも)する時代になっても、教育の現場ではこのような価値観で英語や海外や外国人がイメージされている、または、教えられていくと思うと残念でなりません。
「英語の先生=白人」というイメージはどうやったらなくなるのでしょうね。
参考:この件について、まとめているサイトを見つけたので、リンクしておきます。
http://www.debito.org/index.php/?p=92








英語上達への近道→英脳人間への道
