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2006.11.20 (Mon)

我が家の農業、日本の農業は工業製品?

農村力デザイン大学に行っている記事を以前に書きましたが、(ここ)実は我が家も福井平野のど真ん中にある田園地帯で農業をしています。父親は引退して農業一本でやっているので、兼業から専業になったというところでしょうか?

でも、農業というと普通は自然が一杯で・・・なんて思っていませんか?

良く考えてみてください。田んぼって自然物でしょうか?これは前々から思っていたことで、日本の農業というのはある意味工業だと思います。農林水産省の国策で農地整備(土地改良)がされて、田んぼの下には排水用のパイプが一杯走ってます。水路もしっかり管理されていて、水の必要な時期になると用水路には水が張り巡らされて、それが各田んぼに広がっていきます。

ある意味、人工的なフィールドでメカニカルに育てられた作物を食べているわけで、栽培物の野菜も全て同じですよね。これは江戸時代やもっとさかのぼって稲作栽培を始めた弥生時代に至るまで、変わっていません。

結局、自分達が自然だと思っていたものは自然ではないことになります。

先日行った、農村力デザイン大学で講師の宇根豊さんがおっしゃっていましたが、日本のトンボの99%が田んぼから生まれるということ。そして、田んぼは自然物ではなく、人が作ったもの。田んぼがないとトンボも育たないということ。

手入れされていない山にはクワガタやカブトムシが少ないということ。要するに、日本の豊かな自然(と思っていたもの)は実は田んぼ(水稲)によって支えられていたということ。

我が家の食卓の壁に「ご飯1杯で●●何匹」というようなポスターがはってありました。最初は意味がわかりませんでしたが、このポスターの原案はこの宇根豊さんが作られたとのこと。つまり、茶碗一杯のご飯を食べることで、そこに派生する田んぼの生き物を育てることに繋がる、、、ちょっと説明がうまくできませんが、、、そういうことなのです。こちらにその写真があります(参加の生徒さんのブログです)。デザイン大学のことも詳細にかかれてます。

この話はもっといい話なので、別の機会に書くことにして、要するに、今日私が思ったのは、その自然でないことのレベルがどんどんエスカレートして、稲作がだんだんと工業製品化しているような気がしています。

品種改良を重ね、農薬や化学肥料をやり、メカニカルに土地改良された田んぼで、システマティックな稲作をしている。

そういえば、この辺りのあぜ道はコンクリートが多くなってきたような気がします(幸い、我が家のあぜ道は土のところも多く残ってますが。)。これが日本の農業の現状なのでしょうね。

ちなみに、最近、我が家は家庭菜園の畑を大幅に増やして、ビニールハウスまで建てて野菜作りに励んでます(じいちゃん、ばあちゃんですが)。おかげで、食卓には季節の新鮮な野菜がたくさん並びます。なかなか恵まれた環境ですよね。

下の写真は、先日我が家の田んぼの脇で見つけた干し柿。こういう風景も最近では見なくなりましたね。
我が家の干し柿


↑の写真を紹介したかっただけなのですが、話が変な方向にいっちゃいましたね。
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