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2006.11.30 (Thu)

ダブルリミテッド・バイリンガルについて

先日、NHKのクローズアップ現代で、ダブルリミテッドバイリンガル)について特集をしていました。ダブルリミテッドバイリンガルとは、2カ国語のどちらもが限定的(リミテッド)である状態を言います(セミリンガルという言葉も同義)。限定的である度合いについては、人によって様々ですが、番組の中で取り上げられていたのは、外国人労働者として日本に来日した方々の子供が、小学校・中学校で授業についていけないというものです。普段の生活やコミュニケーションは普通に問題なくこなすのですが、学校での学習や、特に抽象的な概念について理解度が低いというものです。

これは、その子供の思考言語がどうなっているのか、ということと深く関わっていると一般的に言われています。確かに、勉強や高度な思考というのは、自分の頭の中で概念的に行うわけで、そこでの想像力であったり、実際に起こっていないことや仮説的な物事を考えるというのは、かなり高度な技術(能力?)が必要であるように思います。

番組の中では、中学校にそのような2言語を話す子供が増えて、その対応が難しくなってきている現状を紹介していました。ある学校では、ブラジルから日本に来た両親が多く、ポルトガル語と日本語ができる先生を講師として起用して、ポルトガル語で授業をすうるような対応をしていました。その講師は、たまたまブラジルの教員免許も持っていて、日本語も話せるという恵まれた環境なのですが、そのような人材が数多く確保できるはずもありません。

ダブルリミテッドについては、インターネットで色々と調べてみましたが、様々な意見や研究結果が出されており、統一的な見解というのは現時点ではまだなさそうです。ただ、どちらの言語に限らず、一方の語彙がある程度高ければ、もう一方の言語も高いというある程度の相関が見られるとのことで、現時点で日本で暮らし、日本で教育を受ける子供のことを考えると、しっかりとした日本語教育の場を提供してあげることが大事なような気がします。

今後、外国人が増えていくことは間違いなく、それにともない日本もアメリカのように日本語が第一言語でない方々が増えていきます。その一方で、国内で日本語を教えるための仕組みというのは、一部の大学等を除けば、まだ十分に確立されていないようです。日本で日本語を学ぶための学校や制度について、国や自治体も、真剣に取り組み始めなければいけない時期に来ていると思いますね。


■我が家のバイリンガル子育てへの懸念?
NHKの番組や、ダブルリミテッドの話を聞くたびに、我が家のバイリンガル子育てのことが頭をよぎります。我が家は先ほどのまったく同じパターンを人為的にしているわけで、家庭では英語、外では日本語です。しかも、「人為的」ということもあり、親の英語は当然ネイティぷではありません。最近は仕事が忙しく、平日はおろか、土日もじっくり会話できる時間がとれません。5歳半になり、幼稚園も年中さん。しゃべりは親に似たのか、5歳児にして理屈っぽいしゃべりばかりしていますが、もう少し、日本語・英語両面からのいい意味でのコントロールが必要なのだと痛感しています。

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テーマ : 小学校英語教育 - ジャンル : 学校・教育

タグ : バイリンガル 英語 子育て NHK 福井 日本語 ダブルリミテッド

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