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2007.01.09 (Tue)

問うているのは「学力」ではなく「思考力」

先日、大阪電気通信大学と聖心女子の入試の話題を書きましたが、国立でも大胆な入学試験を課しているところがあります。

東京工業大学

理系の大学の最高峰ではないかと個人的には思っているのですが、ここのAO入試は数学1科目のみという徹底ぶり。4問だけをお昼休みをはさんだ5時間で解くといういたってシンプルなものです。

通常、AO入試だと、高校での日ごろの学力や内申を参考に、面接をしたり小論文を書かせることが一般的ですが、この大学では学科試験のみです。

今日の読売新聞の記事から、「国語や社会を勉強していなくても、飛びぬけた数学的思考を持つ子はいる。彼らは、将来、優れた研究者となりえるし、他の学生へ刺激を与える存在にもなる。」との入試実施委員会の細谷教授のコメント。

大学入試にありがちな、正解を誘導するための小問も設置しないとのこと。これは、易しい問題だけをそつなくこなして点を稼ぐ受験テクニックの排除とか。

正直、これまでの入試は学んだことを吐き出す場であり、マニュアル化されたやり方で、そこそこの合格点が取れたと思います。ですが、この入試は本当の意味での応用力であり思考力を試されている気がします。先日紹介した2校も同じでした。

学力低下が叫ばれ、大学入試センター試験の受験科目を5教科必須にしている国立大学が増えてきているという現状の中、注目すべき非常に新しい試みだと思います。

ただ、研究を今後続けていくにあたって、一定の文書能力であったり、コミュニケーション能力が必要であることは言うまでもありません。そういえば、私の通っていたアメリカのビジネススクールでは、学生向けにビジネスプレゼンテーションというタイトルで、ビジネス文書の書き方やルールを教える授業が必修にありました(一度、社会に出て就職経験がある人たち向けの大学院でですよ!)。

今後、日本の大学でも、このように必要最低限の一般教養的な授業がカリキュラムに入っていくことも必要になってくるのかもしれません。個人的には、日本でもすぐに取り入れていくべきだと思いますね。非常に役に立ちましたので。
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テーマ : 大学受験 - ジャンル : 学校・教育

タグ : 大学 入試

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