2006.08.17 (Thu)
「的を射る」は「的を得た」表現?
最近、日本語ブームとのことで、正しい日本語って?というテーマがたまに新聞のコラムや論説にのったりする。
自分は学識もないので、正直なにが正しいかわからずに意識せず日本語を話していますが、正しさの根拠というのはかなり奥が深いと思いました。
実は、この記事を書くきっかけになったのが、数年前(2004年7月29日)に実施された文化庁日本語世論調査。
「的を得る」を誤って使っている人が半数を超え・・・
正直、解説を読んで、「なるほどぉ、、、的を得るは間違いか」と思い書こうとした矢先に、ネットで別の意見があることも見ました。こちらです。
ただ、そこの書き込みには様々な方々の意見が寄せられていて、ふと思ったのは正しい日本語というのは何なのかということ。一般的に広く認められているのは、調査にもあるように、文化庁が発表している内容なのかもしれません。もしくは文部科学省が学校の教科書で教える内容かも。
中国語だって、戦後、かなりシンプルな漢字に変更されてしまい、日本人が読めない漢字になっていますが、やっぱり正しい中国語とあくまで一般的に言われているのは簡体の北京語ということになります。
でも、、、私は福井に住んでいて、もちろん福井の方言をしゃべりますが、これが間違いか、といわれると、これも日本語なわけで、、、言葉は生きていて、時代によって意味が変わっていく。そういうものだと。今、正しい正しくないという論争も100年くらいたって歴史になっているころには、ばかげた議論をしていたね、ということにならないとも限りませんよね?
いま、子どもとバイリンガル子育てしてますが、我々がしゃべっている英語も同じ。ブリティッシュな英語を話されている方々からしたら、「なんだそりゃ?」かもしれません。それくらい言葉って奥が深いんだなぁ、、、改めて実感しました。
ちなみに、最初に書こうと思っていたことは、、、(つづきは下のREAD MOREから)
【More】
とりあえず、文化庁の基準が正しいという前提で、、、
「げきを飛ばす」
元気のないものに刺激を与えて活気付ける、と答えた人が74%。自分の認識もこちらでした。「少年野球で監督が選手にげきを飛ばしている。」というような使い方。でも、本当は「自分の主張や考えを広く人々に知らせて同意を求めること」らしいのです。正解率たったの15%。
選挙で政治家が該当演説をしているのはまさに「げきを飛ばしている」のですよね。
「姑息な手段」
この姑息。卑怯(ひきょう)という意味とした人がこれまた70%。私もこちらの認識で、、、。文化庁いわく、「一時しのぎ」ということらしいです。
「ぶぜんとした態度」
これも「腹を立てている様子」としたのが69%。本当は「失望してぼんやりとしている様」をいうらしいです。
「話のさわりを聞かせる」の「さわり」
最初の部分だけ、というのが59%。本当は話の要点のこと。
的を得る => 的を射る
これはあまりにも有名になりましたが、これだけ多くの人が使っていると、もしくは、誤用とされている意味の方が認識されているのであれば、もはや誤用とは呼べなくなってきているのでは?と思ってしまいます。特に7割超えている場合には。
日本語って難しいですね。
テーマ : 日本語教育/異文化コミュニケーション - ジャンル : 学校・教育
英語上達への近道→英脳人間への道
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的の中心に矢が当たる「正鵠を得る」からきているという話しです。どちらも明確には間違いではないと。