FC2ブログ
2019年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

2006.11.17 (Fri)

標準語と共通語。方言ってどうなの?

標準語って普通に言いますが、しっかりとした意味を知っている人ってどれくらいいるのでしょうか。この標準語、国語学者の上田万年が1895年に発表した論文で広まった考え方らしいですね。

よく言われる、教養のある東京人の話す東京の言葉。世田谷近辺の上~中流家庭の言葉が・・・なんてまことしやかに言われたこともあるように思いますが、みんな標準語っていう言い方を普通につかっています。

これに対して、共通語という言い方があります。異なる地域の人々の間でも通じる言葉。1949年に国立国語研究所が提唱した言葉で、標準語と比べると強制的な意味合いが薄いと言われています。1951年には学習指導要領でも「共通語」が使われるようになっています。

そういった意味で考えると、標準語といった場合、ある意味、一種の強制力を持たせられているような、そんな感覚さえ覚えます。標準=スタンダードという価値観が入り込んだ言葉なのでしょう。

よく、方言を使うとはずかしい、といった気分にさせられます。これは、戦前の教育のなかで、標準語教育が進められ、方言は悪い言葉だというような風潮があったことも原因かと。沖縄では、戦前に、方言で話した子どもに方言札という札をぶら下げてペナルティーのように見世物にしたような話も聞きます。それくらい標準語というのは、方言がダメで標準語であるべき、という価値観が強くしみこんでいます。

今、方言がだんだんと見直され、方言ブームだという方々もいますが、そうは言いながら、やはり標準語がスタンダードなのは代わりありません。私たちも、できるだけ、共通語という言葉を使い、方言を尊重するような言葉の教育が必要なのかもしれません。

P.S.
 これは、英語も同じです。英語は急速に世界共通語として広まっており、アメリカ人の英語が正しいとかイギリスが正しいとかはないと思います。このような価値観を超えて、真のコミュニケーションツールとして英語が身についたとき、初めて国際人といえるのではないかと感じます。
スポンサーサイト

テーマ : 国語学習 - ジャンル : 学校・教育

EDIT  |  23:19  |  日本語を考える  |  TB(0)  |  CM(0)  |  Top↑
newsingに投稿 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに投稿 Choixにブックマーク イザ!ブックマーク このエントリーを含むはてなブックマーク ブログランキング にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ<<読んだら押してね!
英語上達への近道→英脳人間への道

*Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 

*Trackback

この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック

 | BLOGTOP |