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2007.02.11 (Sun)

NHKインドの衝撃を見て。日本はもう技術大国ではなくなりつつあります

考える力

自分が最も大事だと思うことの一つ。

最近、教育が国会の焦点になっていますが、私は、ゆとりにしろ詰め込みにしろ、根本的に目指す方向がないような気がしています。

今日NHKのインドの衝撃という番組(たぶん再放送)を見て、衝撃ではないにしろ、改めて日本の教育がいかに立ち遅れてきたかを感じました。インド政府が力をいれている大学IITの話題や小学校での数学教育の様子。

インドの小学校でのある風景。
こどもたちはペンもノートも持ちません。先生は黒板にまずしたの計算をさせます。

3×3=9

簡単ですよね?
次に、
33×33=1089
333×333=110889
3333×3333=11108889



何か規則性が見えてきませんか?

そう、桁が増えていきますが、答えは増えるたびに1の前に1を、8の前に8をつけていくだけです。子供たちはこの規則性を見つけ出すと、今度は同じような規則がないか、他の掛け算でも探し出します。

こどもたちは、数学にはこのような発見があって楽しいといいます。日本の子供たちに同じ質問をしたらどうでしょうか?

私も数学が好きでした。その訳は数学に発見があり感動があるから。え、なぜ?という驚きがあるからです。うちの子供はまだ5歳ですが、こんな感動を今の学校の授業で受けることができるのか、、、と思うと正直否定的にならざるを得ません。

今、国会を初め行政では教育のあり方が検討されていますが、それが本当に実効性を持つかどうか。

もう少し見守る必要がありそうですね。

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英語上達への近道→英脳人間への道

2007.02.05 (Mon)

託児所でお稽古に励むこどもたち

最近、幼稚園や保育園に入園する前の子供たちを対象に英語や体操、音楽を指導する託児所が増えているそうです。実際どれくらいあるのかという統計はないようですが、いわゆる認可外保育施設(託児所)の数は全国で7000以上とか。

中には、バイリンガルケアと題して、アメリカ人と日本人の両方が面倒を見るようなサービスもあるとか。そういえば、福井にも同じような施設が最近できたと新聞に載っていたのを見た気がします。(福井の場合には完全に英語だったかな、、、)

息子の通う幼稚園でも、時間外での習い事が幼稚園で実施されていて、まさに、この英語、体操、音楽でした。一昔前なら、習い事といえば習字、ソロバン、算数だった気がしますが(歳がばれますね)、今の御三家はこの3つなんでしょうね。

我が家も、最近ピアノを習わせ始めました。家では英語、、、流行に乗ってしまってますね(笑)

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英語上達への近道→英脳人間への道

2007.01.20 (Sat)

小学校の83%が防犯ブザーを配布

先日の中日新聞に小学生の不審者対策に関する記事が掲載されていました。それによると、小学校の83%が防犯ブザーを児童に配布したことがあるといいます。

また、文部科学省の発表によれば、さすまたや催涙スプレーなどの不審者対策用具を備えている学校が80%を超えているとか。安全神話が完全に崩れ、防具を備えて構えないと安全が保てない日本の現状が浮かび上がります。

テレビのCMでも携帯電話にGPS機能がついているものが安全の道具として強調され、親たちはこぞって子供に持たせます。

私がアメリカに住んでいたころは、スクールバスが高校生まで義務付けられていて、物騒だな〜と思ったものですが、日本の現状がこんなに早くアメリカに追いついてしまったことにも改めて驚きを感じます。

ただ、ちょっと気になったのは、これだけ子供に防犯具を持たせる社会になってくると、その防犯具が凶器にならないかということ。ここ数年、小学生同士での殺傷事件という痛ましいニュースばかりでしたが、本来、不審者から身を守る道具が、変な風に使われないかも気を配る必要が出てきます。

これからの日本の安全・安心はどうなっていくのでしょうか?

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英語上達への近道→英脳人間への道

2007.01.17 (Wed)

フィンランドの教育事情

OECDの国際学習到達度調査、いわゆるPISAのランキングで読解力一位だった国をご存知でしょうか?もちろん日本ではありません。

フィンランドです。

人口はわずか500万人程度、日本の20分の1以下です。北欧の小国が学力世界一。この理由はなんでしょうか。少人数のクラスや徹底した補修で生徒のやるきを引き出し、落ちこぼれをなくす取り組みが成功しているといわれています。

日本の受験戦争などこの国では縁遠く、反対をいっているきがします。

基本的な教育のカリキュラムは日本同様に全国共通。ですが、それぞれの学校の取り組みがすばらしいのか、「議論しながら自分で問題を解く方法を考える」とのこと。

日本もずっとそれを目指してきたはずだったんですが、、、日本の「ゆとり教育」はおかしな方向に行ってしまいましたね。

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英語上達への近道→英脳人間への道

2007.01.09 (Tue)

問うているのは「学力」ではなく「思考力」

先日、大阪電気通信大学と聖心女子の入試の話題を書きましたが、国立でも大胆な入学試験を課しているところがあります。

東京工業大学

理系の大学の最高峰ではないかと個人的には思っているのですが、ここのAO入試は数学1科目のみという徹底ぶり。4問だけをお昼休みをはさんだ5時間で解くといういたってシンプルなものです。

通常、AO入試だと、高校での日ごろの学力や内申を参考に、面接をしたり小論文を書かせることが一般的ですが、この大学では学科試験のみです。

今日の読売新聞の記事から、「国語や社会を勉強していなくても、飛びぬけた数学的思考を持つ子はいる。彼らは、将来、優れた研究者となりえるし、他の学生へ刺激を与える存在にもなる。」との入試実施委員会の細谷教授のコメント。

大学入試にありがちな、正解を誘導するための小問も設置しないとのこと。これは、易しい問題だけをそつなくこなして点を稼ぐ受験テクニックの排除とか。

正直、これまでの入試は学んだことを吐き出す場であり、マニュアル化されたやり方で、そこそこの合格点が取れたと思います。ですが、この入試は本当の意味での応用力であり思考力を試されている気がします。先日紹介した2校も同じでした。

学力低下が叫ばれ、大学入試センター試験の受験科目を5教科必須にしている国立大学が増えてきているという現状の中、注目すべき非常に新しい試みだと思います。

ただ、研究を今後続けていくにあたって、一定の文書能力であったり、コミュニケーション能力が必要であることは言うまでもありません。そういえば、私の通っていたアメリカのビジネススクールでは、学生向けにビジネスプレゼンテーションというタイトルで、ビジネス文書の書き方やルールを教える授業が必修にありました(一度、社会に出て就職経験がある人たち向けの大学院でですよ!)。

今後、日本の大学でも、このように必要最低限の一般教養的な授業がカリキュラムに入っていくことも必要になってくるのかもしれません。個人的には、日本でもすぐに取り入れていくべきだと思いますね。非常に役に立ちましたので。

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タグ : 大学 入試

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2007.01.06 (Sat)

変化する大学入試―携帯片手に入学試験?

「試験会場では携帯電話の電源を切って…」というのは入学試験や資格試験の会場内での決まり文句だと思いますが、試験とは一番縁遠いと思われた携帯電話を入学試験に使い出した大学があります。

「大阪電気通信大学」のケータイ入試(携帯と漢字で書くのは古いのか…)。

一定期間内に携帯電話で撮影した写真を送信。写真ごとにコメントを沿えて、計6枚の写真で一つのアートとします。2年目となる2007年入試(2006年9月実施)は「広がる」。

最近、様々な入学試験が登場して新聞の話題となっていますが、このケータイ入試、時代を象徴するというだけでなく、アートやクリエイティブという部分の「センス」を見つけるという点では非常に斬新なアイディアだと思います。

高校での成績や内申があれば、それ以上のことは大学のニーズで試験を課す。この入試の成果がどう出るかは、受験した本人や大学が何を成果とするかによっても違ってきますが、今後、他の芸術系大学がどのような入試となっていくか注目したくなります。



また、聖心女子大学でも興味深い入試をしています。

「プレゼンテーション入試

示されたテーマや課題について、インターネットで情報収集し、それらを基に自分の考えをプレゼンテーションします。2時間半という限られた時間で全てをA3用紙1枚にまとめ、15分の発表と質疑応答に望むというもの。「パン食と米食はどちらが健康にいいか」や「少年犯罪が増加し、低年齢化していることへの考え」など、いずれも正解といえる明確なものがないものばかりです。

この入試で求められているものは、総合力だと私は勝手に思っています。5教科ではわからない、マニュアルではわからない実践がこの入試には詰まっています。

また、実際に大学に入ったときの研究発表やリサーチはもちろん、社会に出てもこのようなスキルというのは非常に求められているものであり、こういうところに本当の総合力(応用力も含め)が見えてくるような気がしています。

私も、大学入試には小論文を書きましたが、個人的にはワープロでタイプしたかった…なんて思います。これはなかなか実現できないのでしょうか?(ビジネススクールの入学試験GMATの小論文はコンピューターでタイプしますよ。)

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2006.12.05 (Tue)

全入時代、大学の存在意義は?

最近の新聞の話題はもっぱら教育

阿部内閣が教育再生を掲げているということもありますし、教育基本法の改正や必修科目の未履修問題、いじめ問題など、教育関連の話題を見ない日はないくらいです。

その中で、ずいぶん前から言われてきたことに、大学生の(特に、大学に入学してくる学生の)学力低下があります。これは受験の必修科目とかとも関係してくるのだと思いますが、いわゆる5教科を学ばなくても入学できる学校が増えたことなどが原因といわれています。

生物が受験に必修でない医学部とか、数学の不要な工学部とか、英語だけで受験できる私大が増えて、分数のできない大学生がいっぱいという話はここ最近はじまったものではありません。

今日の毎日新聞には、授業で百人一首をやりながら学ぶ広島修道大学のことが記載されていました。古典に興味をもってもらうことが目的とのことですが、絵札の絵はアニメ調。担当教授が自分の5歳の子供用に探していたものを改良して使っているとのこと。

「これを大学でするとは・・・」というコメントがのっていましたが、私も同感でした。私の小学生のころは、地域で冬になると、百人一首大会が開かれて、一生懸命覚えたものです。単なる暗記と非難する人もいるかもしれませんが、こうやって暗記して遊びの中で覚えることで、古文独特の言い回しや音が頭にはいってきて、中高での学習に何らかの形で貢献しているはずです。というより、教養として身についていきます。

先ほどの大学の教授によると、今の大学生は学習意欲が低下していて、大学教授も学生に合わせて学ぶ意欲を引き出す工夫が必要とか。「将来的には小学校の教師に近づいていく」とコメントしているように、本来、大学が期待された存在が根本から変化しているような気がします。

また、最近では、文章能力がない生徒が増えているとのことで(正確には、日本語能力ですね)、日本語の授業を日本人に必修としている大学も増えてきたといいます。

私の妻は大学日本語を教えていますが、今は留学生の必修科目としてです。これが、日本人生徒用になるのも、時間の問題なのかもしれません。

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2006.12.01 (Fri)

いじめられている君へ

数日前の朝日新聞にアナウンサーの久保純子さんのいじめに対するメッセージが掲載されていました。

■つらさ抱えこまず おもいを声に出して

彼女のお父さんは駐在員だった関係で、彼女もイギリスに住んでいたとのこと。帰ってきて公立中学で、クラスメートからしゃべってもらえないことがあったりしたそうです。また、イギリスにいたときは「ジャップ(日本人を軽蔑した呼び名)」と通りがかりのバスから言葉を投げつけられたり、言葉だけでなく生卵をぶつけられたことも

順風満帆そうに見える彼女にも、そんな大変な過去があり、その自分の体験と克服方法を、今いじめをうけている子供たちに呼びかけていました。

他人の行動を変えるのは難しいけれど、自分は変えられる。明るく、楽しそうにしていればいい。やり返すのではなく、いつもニコニコと。胸をはって、笑っていると、自然と前向きな気持ちに傾く。

イギリスに住んでいた時代に身に着けた彼女なりの生き抜く方法だそうです。

いま、いじめが全国的な社会問題化していますが、いじめはずっと昔からありました。また、子供たちだけでなく、陰湿ないじめは大人の社会にも存在します。今の小学校で道徳という時間があるかどうかわかりませんが、社会全体のモラルが低下してきているようなきがしていますし、これは学校の問題ではなく、家庭やそれを取り巻く環境、そして私たち大人の責任だと思います。

悪いことをしている(他人の)子供を注意できなかったり、見過ごしてしまう社会。自分が良ければ、あとは見ぬフリというのも悲しい社会ですし、また、下手によその子に注意すると、注意された親から文句を言われたり、ひどいときには訴訟されたりする時代です(自分はいくつだ・・・笑)。

そういう社会ってどう思いますか?

今の社会問題の根本的な原因は、やはり私たち大人にあると思うのです。

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タグ : いじめ 久保純子

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